同志社大学室町キャンパスで2022年11月27日に開催された「日本ソーシャル・イノベーション学会第4回年次大会」にて、株式会社パパゲーノ代表取締役の田中が登壇しました。
「分科会3:若者が語るソーシャル・イノベーション」にて、孤独と不安についてお話しさせていただきました。
人々の価値観や考え方、社会の制度や枠組みを変革しようとする「ソーシャル・イノベーション」は、本来社会を形作るすべての世代がその対象であり、また主体でもあります。つまり「ソーシャル・イノベーション」とは世代を超えて語り合い、問題意識を共有することによって実現していくものであるとも言えます。とりわけ本学会では、ユースイノベーターたちが語るソーシャル・イノベーションに未来創造の鍵があると考えて、”Gathering with Youth Innovators”を開催してきました。若者によって語られる認識/実践によって、従来とは異なる展開が導き出される可能性を今回の年次大会においても追究したいと思います。そこで本分科会では、若者が思い描き、実践しようとするソーシャル・イノベーションとはどういったものなのか、話題提供者の声にまず学ぶこととします。この際、若者の語りは他の世代とどういった差異性/共通性が見られるのかに関心を寄せたいと考えています。そのため、当日は個別事例の紹介と理解にとどまらず、ソーシャル・イノベーションを巡る議論に広がりをもたらせる対話を参加者の方々と共に深めていきたいと考えています。
日本ソーシャル・イノベーション学会 | ひとりの夢が未来をつくる
日本ソーシャル・イノベーション学会について
ソーシャル・イノベーションを担う人財(ソーシャル・イノベーター)の育成と知の共創 ・実践に生かす「ソーシャル・イノベーション学」の構築と普及 ・国内外研究機関、実践機関との知の共創を目指して、年次大会の開催 ・国内外のフィールドリサーチ、共同研究、セミナー、Peach for Changeなど年間を通じて会員相互の交流を図る機会と場を創出する。 ・学会誌『ソーシャル・イノベーション研究』の発行などをしている学会です。