パーパス
「生きててよかった」と誰もが実感できる社会
大切にしている価値観
リカバリーの社会実装
「リカバリー」とは、自分が大事にしたい生き方を追求する過程のこと
はじまりは1冊の絵本制作から
佐賀にお住まいで統合失調症により閉鎖病棟への入院も7,8回経験しているかけるんさん。彼は福祉施設で農作業やダンボール折り作業をしてきた。「パソコンを使った仕事がしたい」と想いながらも、家の近くにIT系の事業所がなかった。パソコン仕事に挑戦したい一方で、福祉現場やハローワークでは工場勤務の求人を勧められ、残念だったという。
パパゲーノとの絵本制作を通じて、電子契約、Discordでのチャットやビデオ通話、Canvaでのデザイン、MetaMaskやOpenSeaでのNFT発行を実践いただいた。その後もITツールを活用して精力的に挑戦している。
かけるんさんの応援メッセージ
私は、パパゲーノという会社の一員ではないが、それに近い存在だと思っているので、パパゲーノの魅力を紹介します。
まずは、収支面。この会社は、初年度からプラス収支を成し遂げているすごい会社です。なぜそれが出来ているかというと、ものすごい「企業努力」と「無駄の排除」だと思います。
営業も、SNSでしているところもありますが、なるべく足で稼いでいる点、自分のお知り合いの方から裾野を広げていくというやり方が「すごいからみんな見習って」と言いたいです。
無駄の排除という点も、強く言えるかと思います。CEOの田中康雅さんが言うのは「収入を増やすより、支出を減らし現金を多く持つことが大切である」ということです。わたしは、すごく貧乏なので、このことが痛いほど分かります。同じものを買う時でも、1円でも安く、を心がけて、無駄なものはなるべく我慢しています。
他にも、それぞれの想いを形にしたいと思って集まった仲間たちで仕事をしている強みもあります。だから、少しの失敗でも挫けないのかなーと思っています。
あとは、夢を持ち続けている会社だと思う。会社名「パパゲーノ」は、オペラ『魔笛』で、死んでしまおうと考えるがそれを踏み止まり、生きることを選ぶ登場人物名からきている。つまり、生きてていいと思える社会の実装がこの会社の夢なのだ。
「外の声を拾う耳を持っていること」も大事だと思わせてくれます。なんなら、外部の人にも「収支報告書を見せるよ」と言うくらい透明感があって、それに「意見ください」と言うことも忘れない。
「こんな会社あるんだ」と思うくらいに私が勤めたい会社です。社員数はまだ少ないけど、それでも、やっていることは、素晴らしい。ぜひ、民間企業だけでなく、国や地方自治体にも参考にしてほしいです。
会社概要
パパゲーノは「生きててよかった」と誰もが実感できる社会を目指して、精神障害に関するリカバリー(自分らしい生き方の追求)を広める神奈川県立保健福祉大学発ベンチャーです。企業のDX支援、精神障害により働くことが困難な方の就労支援、アートプロジェクト「100 Papageno Story(ワンハンドレッド・パパゲーノ・ストーリー)」を運営しています。
社名 | 株式会社パパゲーノ (英語名:Papageno,Inc.) |
代表 | 田中 康雅 |
住所 | 【八幡山オフィス】 〒168-0074 東京都杉並区上高井戸1-13-1 ルート上高井戸ビル 2階A号室 (京王線 八幡山駅から徒歩5分) |
事業 | 企業向けDX支援事業 ワーク&リカバリー事業(就労継続支援B型) AI支援記録アプリ「AI支援さん」の開発(福祉DX) リカバリーナラティブ事業 |
設立日 | 2022年3日2日 |
資本金 | 1000万円 |
連絡先 | メールアドレス:info@papageno.co.jp 電話番号(代表):050-8888-7970 |
顧問 | 弁護士法人GVA法律事務所 辰巳英城会計事務所 熊本 大樹(リアルテックファンド) |
メディア掲載・受賞歴
- 2022年6月:ラジオ番組「OH! HAPPY MORNING」生出演
- 2022年9月:長崎新聞に掲載
- 2022年9月:日本産業保健法学会にて登壇
- 2022年9月:日本自殺予防学会にて登壇
- 2022年10月:テレビ神奈川「カナフルTV」で紹介
- 2022年10月:テレビ朝日「ANN NEWS」で紹介
- 2022年10月:NHK「NHK NEWSおはよう日本」で紹介
- 2022年10月:RCCラジオ「週末ナチュラリスト」で紹介
- 2022年10月:聖学院大学の授業にゲスト講師として登壇
- 2022年11月:日本ソーシャルイノベーション学会にて登壇
- 2022年11月:「NHK WORLD-JAPAN News」で紹介
- 2023年1月:「神奈川県立保健福祉大学発ベンチャー」認定
- 2023年3月:「ABEMA Prime」にて紹介
- 2023年4月:西日本新聞に掲載
- 2023年6月:龍谷大学の授業にゲスト講師として登壇
- 2023年9月:日本自殺予防学会にて登壇
- 2023年9月:フジテレビ「Live News イット!」にて紹介
- 2023年9月:東京新聞に掲載
- 2023年11月:産経新聞に掲載
- 2023年12月:フジテレビ コンプライアンス推進室 社内研修講師を実施
- 2024年1月:漫画「未来への扉 アントレプレナーシップ入門」に掲載
- 2024年2月:「新R25」に掲載
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パパゲーノの創業からこれまで
代表取締役CEOの田中と取締役COOの福田が株式会社パパゲーノを共同創業しました。創業時の事業として、企業向けDX支援事業を立ち上げ、精神科医療機関向けの電子カルテのDX支援、就労移行支援施設のeラーニングプログラム開発、などをしていました。
精神障害・メンタルヘルスに関する当事者の語りをアートで共同創造するプロジェクト「100 Papageno Story(ワンハンドレッド・パパゲーノ・ストーリー)」を開始しました。(リカバリーナラティブ事業)
障害福祉施設(就労継続支援B型)の指定を東京都より取得し、精神障害・発達障害のある方への就労支援事業を開始しました。生成AI(ChatGPT)等の先端技術を活用しながら企業のDX支援事業で受託しているデータ入力、ライティング、記事の校閲、ホームページ制作、WEBアプリケーション開発、デザイン、動画編集業務の一部を障害をお持ちの方に担っていただいております。
面談やスタッフ会議の音声をスマホで録音するだけで、自動で文字起こしして記録作成・要約をしてくれる支援記録アプリ「AI支援さん」を開発。福祉現場での実務課題に寄り添ったプロダクトを自社内で検証し、他社様の支援現場でもお試しいただいてます。また、支援現場・メンタルヘルス分野でのAI活用、DX支援のコンサルティングサービスも強化しています。
全国124の介護福祉施設を運営する上場企業、AHCグループ株式会社と資本業務提携し、パパゲーノの持つDX技術等を掛け合わせることで①福祉事業所のIT活用による効率化、②多様なニーズに対応した事業所の開発、③DXの推進によるガバナンス体制の整備・構築、などの実現を目指し、障害福祉分野におけるDXの構造構築を加速させる。
チーム
パパゲーノはヘルスケアスタートアップ出身のCEO田中康雅(やすまさ)とCOO福田恵人(けいと)が2022年3月2日に共同創業した会社です。ITと福祉の専門性を持ったチームで、精神障害・メンタルヘルス分野に貢献できるよう挑戦を続けています。
パパゲーノでは一緒に働く仲間を随時探しています!学生インターンや業務委託の希望も歓迎します。
ご興味ある方は「お問い合わせフォーム」よりご相談ください。
役員・社員
田中康雅
代表取締役 CEO
福田恵人
取締役 COO
奥脇太郎
サービス管理責任者
赤坂智美
カスタマーサクセス
小池泰志
事業開発
千葉 真希
職業指導員
顧問
熊本 大樹
介護福祉・動物福祉スタートアップで社外取締役や投資担当としてバリューアップを経験