辛い出来事や精神疾患・メンタルヘルス不調を経験した方の語りを題材にコンテンツを制作する株式会社パパゲーノは2022年12月29日、絵本「ドーナツのなやみごと」のNFT/電子書籍/グッズの販売を開始したことをお知らせいたします。
絵本「ドーナツのなやみごと」について
「ドーナツのなやみごと」は、自分の「穴」にコンプレックスを抱くドーナツが、謎の卵と旅をしていく中で、考え方を変えていく、「障害」を「穴」に見立てたドーナツの成長物語です。
著者「はるのぱせり」が、精神障害とについて、ピアサポート(当事者会)活動などを通じてリカバリーと向き合ってきた経験をもとに制作されています。
【絵本「ドーナツのなやみごと」の制作者】
- 文:はるのぱせり
- 絵:kaede
- 編集:株式会社パパゲーノ
「ドーナツのなやみごと」を著者の「はるのぱせり」が朗読した音源や、「はるのぱせり」が制作に込めた想いを取材したインタビュー動画は以下のYouTubeにて公開しています。
【絵本「ドーナツのなやみごと」著者はるのぱせりインタビュー】
NFT/電子書籍/グッズの販売を開始
絵本「ドーナツのなやみごと」は2022年8月20日から2022年9月30日まで実施されたクラウドファンディングで48人の方から244,000円のご支援をいただき、制作、印刷、配布等を実施してきました。絵本の完成後はクラウドファンディングの支援者様限定で絵本の原稿データや印刷媒体をお届けしていましたが、より多くの方へ絵本をお楽しみいただけるようNFT、電子書籍、グッズの販売を順次開始してきました。
NFTについては、OpenSeaを利用して絵本の挿絵データと、登場するキャラクターのイラストを販売しております。0.01ETHからとお求めやすい価格となっておりますので、メンタルヘルスやNFTにご興味のある方はぜひ以下のページより購入を検討いただけますと幸いです。
絵本「ドーナツのなやみごと」のNFT
絵本「ドーナツのなやみごと」の電子書籍
電子書籍については、AmazonにてKindle版の絵本「ドーナツのなやみごと」を2022年11月9日より500円(税込)にて販売しております。
【絵本「ドーナツのなやみごと」の電子書籍(Kindle版)】
ドーナツのなやみごとのグッズ
グッズについてはSuzuriというオンライングッズ販売サービスを利用して各種商品を販売しております。
【絵本「ドーナツのなやみごと」のオリジナルグッズ】
https://suzuri.jp/papageno_jp/designs/12311166
絵本「ドーナツのなやみごと」の活用実績
【ピアサポート団体や障害福祉センターなど自治体での活用】
各地のピアサポート団体や障害福祉センターなどに絵本「ドーナツのなやみごと」を活用し、絵本の朗読会やピアサポートの勉強会などに活用いただいております。以下のような嬉しい感想コメントも届いております。
<ご感想コメント>
- 聞けて良かったです。みんなのさまざまの話しを聞いて、前に進むきっかけができてよかった。
- ドーナツは穴があいていて当たり前だから、悩まなくて良いと思ったし周りも認めてあげる環境だと良いなと思いました。穴があいているのは個性。自分を認めて欲しいと思いました。
- すばらしいストーリーでした。当事者の方しか分からない事もあるかもしれません。とても有意義なストーリーでした。
【神奈川県の人権啓発イベントでの配布】
神奈川県の人権啓発イベント「かながわハートフルフェスタ2022 in おだわら」で2022年12月10日(土)に絵本に配布いただきました。
かながわハートフルフェスタ2022 in おだわら
絵本「ドーナツのなやみごと」のメディア掲載
【長崎新聞への掲載】
絵本「ドーナツのなやみごと」の制作について、長崎新聞に取材いただき、ご掲載いただきました。WEB版の記事も公開されております。
悩み共有“ピアサポート”知って 片岡さん夫妻、精神障害テーマに絵本制作中 長崎・大村
https://nordot.app/942602439592673280?c=174761113988793844
長崎新聞への掲載【長崎県大村市の広報紙】
長崎県大村市の広報紙「広報おおむら」令和4年11月号に片岡夫婦の絵本制作を取り上げていただきました。
イラストを担当しているkaedeさんが過去に制作した絵本『飛べない鳥のかけるん』を小中学校へ寄贈した旨と、絵本『ドーナツのなやみごと』の制作に挑戦中であることをご紹介いただいております。
掲載箇所は、下記のWEBページから閲覧できるPDFファイルの「26ページ目」です。「オール大村でつくる」というコーナーです。
https://www.city.omura.nagasaki.jp/kouhou/shise/koho/koho/kohoomura/backnumber/r04.html
「広報おおむら」への掲載
「100 Papageno Story」とは
『100 Papageno Story(ワンハンドレッド・パパゲーノ・ストーリー)』とは、株式会社パパゲーノが運営する「100人の生きることと向き合う物語(リカバリー)」を届けるプロジェクトです。絵本や音楽、漫画、絵画など多様な表現媒体で形にすることで、メンタルヘルスを考えるきっかけを増やし、スティグマ(偏見・差別)の解消やピアサポートの拡充に貢献することを目指しています。
また、自殺を踏みとどまった人の物語に触れることが自殺の抑止効果を持つかもしれないという「パパゲーノ効果」を実証し、拡充したいと考えています。
100 Papageno Story
株式会社パパゲーノについて
株式会社パパゲーノは、「生きててよかった」と誰もが実感できる社会を目指して、精神障害に関するリカバリーを広める会社です。アートNFTプロジェクト「100 Papageno Story(ワンハンドレッド・パパゲーノ・ストーリー)」を運営。これまでに絵本作品の『飛べない鳥のかけるん』『ドーナツのなやみごと』、音楽作品の『物語はいつか誰かの役に立つ(線香花火)』、『君はキミでいい(サムエル・ソング)』、『05:44(庄司友里)』、絵画作品の『私は私に食べられそうだ。(EMMA)』などをプロデュース。
・株式会社パパゲーノ公式Twitter
https://twitter.com/Papageno_jp
・株式会社パパゲーノ公式サイト
https://papageno.co.jp/
・株式会社パパゲーノ公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCkFvqoc0vCNlMQVhlFlCkWg
・事業に関する問い合わせ先
info@papageno.co.jp