精神障害をお持ちの方の創作活動・就労支援を提供する株式会社パパゲーノ(東京都杉並区、代表取締役:田中康雅)は2023年11月4日、統合失調症当事者として精力的に活動するかけるんの体験をまとめた自費出版の書籍制作のクラウドファンディングを15万円を目標に開始しました。
書籍「リカバリーカレッジとわたし」
「色んな人に苦しい時からのリカバリーを知ってもらい」
「どんな人でもリカバリーできることを体感してほしい」
「リカバリーを学ぶ場があることを知ってほしい」
そんな想いで、「リカバリーカレッジとわたし」という本を自費出版するプロジェクトを立ち上げることにしました。
統合失調症当事者で、閉鎖病棟への入院も何度も経験している佐賀県唐津市にお住まいのかけるんさんが、リカバリーカレッジに触れて変化していった体験談を1冊の本にまとめます。
「精神疾患の当事者がリカバリーカレッジに触れることによる変化の認知拡大」と「リカバリーカレッジの普及」を目指して、「リカバリーカレッジとわたし」というタイトルで300冊の自費出版の書籍を印刷し配布していきます。
クラウドファンディングについて
今回の自費出版書籍制作にあたり、2023年11月4日(土)よりCAMPFIREにてクラウドファンディングに挑戦しています。応援よろしくお願いします。
【目標金額】15万円
【主な資金の使い道】書籍の印刷費用
【期間】2023年11月4日〜2023年11月30日
【WEBサイトURL】https://camp-fire.jp/projects/view/714177
リカバリーカレッジとは?
リカバリーカレッジは、2009年にイギリスで開校されました。その源流は、アメリカのリカバリー・エジュケーション・センターにあります。
精神的困難な体験をした方々のリカバリーを応援するために、リカバリーを学ぶ場として作られました。精神疾患をお持ちの方が退院したり薬を減らす効果が認められ、イギリスを始め全世界に広まっています。
リカバリーカレッジは、ご自身のリカバリーに役立つことを学ぶ場で、本人が学びたいと思っている方はどなたでも利用できます。誰もが一人の学生として尊重されます。
また精神的に困難な経験からの知恵と精神・保健・医療・福祉の専門知識とを融合して講座を開講し学生とともに学びあいます。精神疾患を経験した当事者と専門職と呼ばれる医師や看護師や精神保健福祉士、大学の先生などが受講している学生とともに水平方向で一緒に学びあうのが最大の特徴で講義形式ではなく、一緒にその講座を作っていくそんな空間です。
【参考】
【取材歓迎】クラウドファンディング記念オンラインイベント
今回はクラウドファンディング記念イベントとして、かけるんが当事者として感じた「リカバリーカレッジの魅力」についてお話します。
モデレーターは、東京でIT系の就労継続支援B型事業所を運営する株式会社パパゲーノ代表の田中康雅(やすまさ)が務めます。
【タイトル】リカバリーカレッジの魅力
【イベント日時】2023年11月11日 (土) 18:00 – 19:00
【参加費】無料
【参加登録方法】以下のPeatixのページから申し込みください
プロジェクト運営者について
【かけるん】
統合失調症で閉鎖病棟に入院中に書き殴っていたノートをもとに、自身の体験を綴った書籍「あなたには生きていてほしい」を自費出版。300部を印刷し自ら配布。その活動の中で株式会社パパゲーノと出会い、絵本「飛べない鳥のかけるん」を共同で制作。ABEMA Prime、フジテレビなどにも出演。
【株式会社パパゲーノ代表取締役 CEO 田中康雅(やすまさ)】
慶應義塾大学環境情報学部卒。神奈川保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科(公衆衛生学専攻)を2023年に修了。日本福祉教育専門学校の精神保健福祉士コース在学中。産業医紹介事業の立ち上げ、株式会社iCAREのカスタマーサクセス / 事業開発、株式会社エクサウィザーズのプロダクト・マーケティング・マネージャーを経験。2022年3月に株式会社パパゲーノを創業。
[所属学会] 日本自殺予防学会 / 日本産業保健法学会
[保有資格] メンタルヘルス法務主任者 / メンタルヘルス・マネジメント検定1種 / 第一種衛生管理者/FP3級
【株式会社パパゲーノ |リカバリーを社会実装する】
https://papageno.co.jp/
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