台湾の国立政治大学大学院でコミュニケーションを学び、AIやメディアに強い興味を持つ福田ほのかさん。 6月から始まった株式会社パパゲーノのインターンシップの中で何を感じたのでしょうか。 福田さん自身の背景や挑戦したいことにも触れながらインタビューしていきます!
台湾の大学院で報道がメンタルヘルスに与える影響を研究
今日はパパゲーノでインターンを始めたばかりの福田ほのかさんにお話を伺います。
どうしてパパゲーノでインターンをしようと思ったのか、ぜひ教えてください。
よろしくお願いします!
よろしくお願いします!
私は台湾の国立政治大学大学院でコミュニケーションを勉強していました。
福田ほのかです。6月〜8月末まで3ヶ月ほど、パパゲーノでインターンさせてもらいます。
台湾の大学院!すごいですね!
具体的にはどんなことを学んでいるんですか?
メディアの運営方法や、最近話題のChatGPT・AIを使ってメディアの世界でどう活かすかを学んでいます。
研究の興味は人それぞれで、プロジェクトベースで幅広く好きなことを学べる学部に属しています。
実践重視の学部なんですね。
どんなプロジェクトがあるんですか?
例えば、選挙が行われた際にTwitterのようなプラットフォームで選挙情報のシェアやフェイクニュースの拡散についてのプロジェクトがあります。
なるほど、メディアとコミュニケーションの研究も進んでいるんですね。
福田さんはどんな研究をしているんですか?
私はメディアの報道がメンタルに与える影響を研究しています。
例えば、「ウェルテル効果」という現象があります。
これは、著名人の自殺報道が他の自殺を引き起こす可能性があるというものです。
ウェルテル効果ですね。
一方で、パパゲーノ効果というメディアの報道が人のメンタルヘルスにポジティブな効果をもたらすかもしれないという概念もありますね。
はい。
「パパゲーノ効果」は、困難な状況に直面しながらも生き続ける人々の体験が、自殺の予防に役立つ可能性があるという考え方です。
実はパパゲーノの社名も、「パパゲーノ効果」に由来しています。
「夜に駆ける」のnoteがきっかけでパパゲーノにインターン応募
福田さんがパパゲーノでインターンをしようと思ったきっかけは何ですか?
「パパゲーノ効果」について調べている時に、やすまささんが書いたnoteに出会ったんです。
『夜に駆ける』がパパゲーノであってほしいという内容でとても興味深いと思いました。
そのnoteを書いたやすまささんがやっている会社名も「株式会社パパゲーノ」で、これはインターンするしかないなと思いました。
それがインターンをしようと思ったきっかけなんですね!
ホームページから直接連絡して来ましたよね。
はい、そうです。
大学院でインターンが推奨されていたので、必死の思いでメールを送りました!
1月ぐらいでしたね。
ちょうど半年前ですね。
最初のビデオ通話の印象はどうでしたか?
すごく若くて気さくな方だなと思いました。
「田中社長」とお呼びしたら、やすまささんが「社長って言わなくていいよ」と言ってくれたのが印象的でした。笑
6月からインターン開始!パパゲーノ入社3日目の感想は?
6月からインターンを開始して、3日目ですね。
来日して、パパゲーノに来てみてどうですか?
とても楽しいです!
論文、セオリー、数字だけでは見えなかった部分が見えてきました。
利用者さん1人1人に物語があり、それを支えるスタッフの皆さんの努力が伝わってきました。
具体的に印象に残ったエピソードはありますか?
就労継続支援B型「パパゲーノ Work & Recovery」の定期面談に参加させてもらったことが印象的でした。
スタッフさんの言葉選びがとても慎重で、それが利用者さんにどれだけ影響を与えるかを考えているのが感じられました。
福田さんがパパゲーノで挑戦したいこと
3ヶ月間のインターンでどんなことに挑戦したいですか?
もっと利用者さんとお話ししたいです。
その人の物語を深く知りたいと思っています。
また、リカバリーのお手伝いもしてみたいです。
SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)や勉強会に参加して、利用者さんに前向きな気持ちを持ってもらえるようなお手伝いをしたいです。
福田さんの得意なことはありますか?
語学が得意です。
英語や中国語を使った勉強会などがあれば、お役に立てるかもしれないです。
あとは、台湾に行ってから「自分の期待通りにいかないこと」がたくさんあったので、そのような時のストレスコーピングについてもお話しできるかもしれません。
それは面白いですね!
海外での経験を活かして、利用者さんに新しい視点を提供できそうですね。
ありがとうございます。
私の体験が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
ありがとうございます。
パパゲーノでのインターン、引き続きよろしくお願いします!