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精神障害ピアサポート活動「ハマッチャ!」に参加してきた!【体験レポート】

こんにちは!パパゲーノ代表のやすまさです。

障害の有無など関係なく誰でも参加できるZoomを使った精神障害ピアサポート活動「ハマッチャ!」に、2023年2月26日(日)16時〜18時に参加してきました。

初めて参加してきたので体験レポートをお届けします!

精神障害ピアサポート活動「ハマッチャ!」とは?

「ハマッチャ!」は、Zoomを使ったオンラインのピアサポートグループです。

精神障害者が抱えている「孤立」を緩和し居場所となることを目指して、音楽、ゲーム、おしゃべりなど、自由なテーマで毎週話し合いをしています。

(公式サイト:ハマッチャ – オンラインフリースペース

【ピアサポートとは?】精神障害の当事者同士のケアをわかりやすく解説

「ハマッチャ!」の対象者

「ハマッチャ!」は、対象者を限定していません。

精神疾患当事者に限らずどなたでも参加できます。

「ハマッチャ!」の参加費用

「ハマッチャ!」の参加費は無料です。

Zoomを使って自宅などから気軽に参加することができます。

ビデオ通話の​通信費などは自己負担になります。

「ハマッチャ!」の開催日

「ハマッチャ!」の定例会は毎週日曜16時〜18時に開催しています。​

入退室は自由です。

話をしている中で、疲れたりしんどい時は退室しても音声をOFFにしてもいいですよ、とご案内があり、とてもあたたかい雰囲気でした。

ハマッチャの関連団体「あいりき」

「​あいりき」とは、愛する力を磨くピアプログラム。人として成長すること、リカバリーが促進されること、恋愛や生きることに前向きになることを目的としています。

ハマッチャでも「あいりき」とのコラボ企画が開催されているそうです。

この日は午後に『性について』のテーマで「あいりき」が開催され、その後に「ハマッチャ!」がありました。

(公式サイト:愛する力磨くピア学習プログラム「あいりき」

【体験レポート】ハマッチャ!で印象的だったお話メモ

今回は初めて「ハマッチャ!」に参加させてもらいました。

雑談、お悩み相談、ゲームなど、色んな話し合いを2時間オンラインで楽しむ時間でした。

印象的だった話題を5つ、体験レポートとしてご紹介します。

(ハマッチャ共同代表の野間さん。話し合いをとてもあたたかくファシリテートしてくださって居心地の良い空間でした。)

※今回は僕含め10名ほどが参加していました。

【1】ETV特集「ルポ 死亡退院~精神医療・闇の実態~」

前日NHKで放送されていた精神科医療の闇についての話題になりました。

ETV特集 「長すぎた入院 精神医療・知られざる実態」と同じディレクターの青山さんが、精神科医療の実態を追ったドキュメンタリー。

しんどすぎるのであえて多くは触れないようにしつつも、「キツいけど、ちゃんとした「ルポ」を見させてもらった。」というコメントもありました。

僕自身はTwitterで流れてきた一部のシーンを見ただけなのですが、患者さんへの暴言が酷すぎてショックでした。

こういう憤りやショックも、1人で抱えずに、話し合える仲間がいると受け止め方が随分と変わって、痛みを共有する大切さを感じました。

2月15日、東京都八王子市にある滝山病院を警察が捜索。患者への暴行の疑いで看護師が逮捕され、監督する東京都も調査に乗り出した。NHKは、内部告発による病院内の映像や音声記録、そして1498人の患者のリストを入手。さらにその家族、病院関係者などへの取材から、病院の実情と背景を調査した。浮かび上がってきたのは、社会の中で頼られる精神科病院の知られざる一面だった。1年に及ぶ調査報道ドキュメント。
(出所:「ルポ 死亡退院 〜精神医療・闇の実態〜」 – ETV特集 – NHK

※患者さんに対する暴言などを含む映像で、見ると気分を悪くされる方もいると思うので、閲覧の際はご注意ください。

こういったセンセーショナルな報道や映画、辛い話などを見るのは、引っ張られてしんどい側面と、共感したり、当事者の境遇の理解が広まる教育的な側面の二面性があります。

どのようにこのような映像作品と向き合うかも話し合いました。

「見る時に周りに誰かいてくれるとだいぶ変わる。一緒に泣いたり、辛いねと共有したり、励ましあったり。1人で全部の感情を背負うのは辛い。」

「あえて辛い映画とかを見て、涙を流してすっきりするようにしている人もいる。浄化作用のようなものもあったりする。」

「病んでいる時は、涙腺が弱くなって揺さぶられやすい。良い影響も、悪い影響も受けやすい。」

などの意見が出ていました。

【2】NHKやテレビとお金の話【受信料免除の基準は?】

NHKについて、「障害者手帳は何級から受信料免除になるの?」という疑問が。「1級だと対象?」「2級も対象になる?」と。

調べてみると、障害等級ではなく、世帯年収(住民税非課税世帯かどうか?)が関わるよう。

免除対象の場合、申請したらNHKの集金が来なくなったのでありがたかったという体験談も。

「妻が失業しない限り、非課税ではないので、NHKの受信料免除にはならなそう。」

「そもそもテレビは持っていない(見ていない)で、TVerやYouTubeを見ている。」

「NHKはお金を払っても良いくらい、尖っていて魅力的な番組が特に最近多い。(終わっちゃったけど香川照之のカマキリとか、極める! 田中卓志の紅茶学とか、ねほりんぱほりん とか。)」

といったお話も出てきました。

(出所:放送受信料の免除基準

【3】オンラインゲームの話

続いてゲームの話題に。

PS5を買ったけどうまく動かないという方に、ゲームのコントローラーが充電切れなのではと相談に乗って解決したり、最近やっているオンラインゲームの話をしたり、ゲームとお金の話をしました。

今のゲーム機は「ネット環境」がないとダメというのが多く、ソフトウェアのアップデートなどにWiFiが必要です。その上、継続的にお金がかかるサブスクリプション(月額課金)のサービスも多いです。そのため、ゲームをやるのにお金の負担も結構かかるようになっているとのこと。

例えば、SONYはオンラインマルチプレイをするには、「PlayStation Plus」に加入する必要があります。「エッセンシャル」「エクストラ」「プレミアム」の3つプランがあり、1番安い「エッセンシャル」でも1ヶ月850円かかります。

(参考:PlayStation Plus

また、オンラインゲームでの「チーター」の問題や迷惑行為の話でも盛り上がりました。

ゲームの世界では、「チーター」と呼ばれるチートを使う人がいます。「チート」とはプログラムを書き換えてゲームを有利に進める「ズル」をすること。

チーターが増えすぎると楽しくみんなが遊べなくなるので、ゲーム運営会社としてもチーターをなるべく排除するように対応しています。

「味方なのにずっと後ろから撃ってくる人がいた。」

「誰か一人を集中的にリンチするようないじめをしたり。そういうのもオンラインゲームでは減ってはいない。」

「グランツーリスモでオンラインでやると、後ろから突っ込んでくる人もいたりする。」

などなど。オンラインゲームでの迷惑行為の体験談の共有をしました。

やっぱり、みんなでワイワイ安心してゲームするのが楽しいですよね。

チートといえば、、、初期のポケモン(赤・青・緑)で、一瞬でレベル100になる裏技があったのを思い出しました。自己完結するゲームのチートは誰にも迷惑かけないけど、オンラインゲームだと他の人の迷惑にもなってしまうんだなと思いました。

【4】誕生日のお祝い

参加者さんの中で今日が誕生日の方がいたので、みんなでお祝いしました。

Zoomのチャットが「おめでとう」コメントで溢れてました。

誕生日のお祝いってFacebookのコメントですることが多いのですが、こうやってリアルタイムでビデオ通話でお祝いし合えるのって素敵ですね。

【5】「ウェルビーイングデー横浜」の告知

世界幸福デーに合わせて開催されるウェルビーイングについて考えるイベント「ウェルビーイングデー横浜」についての告知がありました。

  • 日時:2023年3月20日(月)14:00〜19:00予定
  • 開催場所:戸塚区総合庁舎(戸塚駅からすぐ)
  • 参加費:無料

(参考:ウェルビーイングデー横浜

当日は、「ハマッチャ!」の活動紹介もされるそうです。

ご興味ある方はぜひ参加をご検討ください。

ハマッチャ!への参加方法

最後に、「ハマッチャ!」への参加方法をご紹介します。

「ハマッチャ!」の事務局のメールアドレス(yps.gameteam@gmail.com)宛に、参加希望ですと問い合わせすると、Zoom URLなどをメールでお返事いただき参加することができます。参加費用などはかかりません。

「ハマッチャ!」は毎週日曜日の16時~18時に定例会、月に1回イベントをしています。

公式Twitterでも随時情報発信されているので、興味のある方はぜひフォローしてみてください。

・公式サイト:ハマッチャ – オンラインフリースペース

・公式Twitter:ハマッチャ!@hamacchaOnline

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